自然食品の選び方

ここでは自然食品の選び方をご紹介します。
「自然食品」と銘打って売られている物は安心して購入できる物が多いですが、それでも自分の目で確かめて選んで買った方がより安心できることでしょう。
そして具体的にどういった商品を選べばいいのかということを私なりにご紹介したいと思います。

ただ自然食品と言っても、その自然食品の中には多種な商品があります。
野菜やお米・雑穀だけではなくお肉や魚もそうですし、パンや豆腐、はたまた醤油味噌までといった多種多様な自然食品があります。
この中でも例えば野菜やお米・雑穀でしたら農薬に頼りすぎていない物、有機食品として認定されている物、生産者が特定されている物などがおすすめの商品です。
お肉でしたら、飼育時に抗生物質などがなるべく投与されていないものや、なるべく自然に近い形で育った健康な牛や豚のお肉を買うようにしましょう。
魚介類ならば天然物で、できれば養殖ではない物、そして魚が獲れた水域などが特定できる物が理想です。
パンは天然酵母の物がよく売られていますよね。
天然酵母のパンは自然食品なので安心して食べることができるパンです。
そして天然酵母以外のパンでも、国産の小麦を使ったパンや添加物を使用していないパンがおすすめです。
豆腐ならば国産大豆や、有機大豆を使用している物。
醤油も豆腐と同様で、国産大豆や有機栽培された大豆を使用している醤油が理想の自然食品となります。
醤油や味噌に関しては製法も重要な要素で、昔ながらの、そして伝統的な製法で作られた醤油や味噌は大変美味しい物です。

こうした多種多様にある自然食品ですが、それぞれの自然食品に対しての選び方というものがあります。
ここで述べた選び方ももちろんいいですが、自分なりに考えて選ぶというのもとても重要です。
安全で安心できる自然食品をきちんと選んで購入していきましょう。

安全で美味しい自然食品

自然食品は安心して購入できるというだけではなく、「美味しい」ということも特徴の1つです。
食品が安全であることは消費者にとっては大変喜ばしいことです。
そして、その食品が美味しければもっと喜ばしいことですよね。

最近では炊飯器がどんどん進化してきていて、玄米でも美味しく炊けるような炊飯器がたくさん売られています。
玄米白米に比べると食物繊維やビタミンなどが非常に豊富で、健康にいいものとなっています。
そして何より玄米が「美味しく」炊けるということが重要で、安全で美味しい玄米が手軽に食べれる時代になってきているのです。

他にも、自然に近い形で作られた野菜には野菜本来の旨みというものが込められています。
農薬や化学肥料をできるだけ使わないで作られた、新鮮で採れたての野菜はとても美味しい物です。
そして安心して食することができる物でもありますね。

より安全で安心した自然食品を求めるのならば、できるだけ国産の原料を使った食品や、国内で収穫された物を選ぶようにしましょう。
海外で作られた原料などを使っているのならば、有機栽培の原料を使って作られた物を選ぶようにしましょう。
有機栽培の物ならば輸入品でも安心して食することができます。

食事というものは毎日おこなう事ですから、これからは自然食品にもっと目を向けて行くことがいいと私は思います。
輸入された加工食品による事件などを聞くと、やっぱり輸入品は怖いなぁと思ってしまいますし、安心した食事ができなくなってしまいますよね。
このページをご覧になられている皆さんがもっと自然食品に目を向けてもらえたら!と私は願っております。

自然食品の基礎知識

自然食品と似たようなニュアンスの表現として、オーガニックという言葉があります。
この2つは扱いも非常に似ていて、意味も同じように思えるのですが実は違うものなのです。
オーガニックは有機食品と同じ意味を持ち、有機食品は法律で規定がされている食品なので、オーガニックも同様に法律で規定がされています。
これらは有機食品やオーガニックの強みであり、より安心できる要素でもあります。

自然食品にもそういった安心できる要素があればいいのですが、実際に購入する場面では消費者の目によって確かめて買う必要が出てきます。
どういった経緯でここで売られているのか、どういう作り方をされたのかといった事を、入手できる情報から判断して購入する必要があります。
これは「自然食品」を買う時にあたって覚えておくことの1つです。
自然食品とは安心して購入できる食品で、なおかつ安全である食品だということは確かなのですが、自然食品を購入する方は前もって備えておくべき知識を持っておくことが必要だと思います。
ただただ「自然食品だから」と理由で購入するのではなく、自分の目や耳で情報を入手して、より安全な自然食品を購入するように心がけましょう。
それは自然食品の中でも優れた自然食品を選ぶ時にも役立ちますし、何よりお買い物の楽しみの1つにもなりますよね。

有機食品やオーガニックに付けることができる「有機JASマーク」ほどの安心感はないものの、きちんとした自然食品を選んでいけばきっと安心で楽しい食生活が待っているはずですよ。

自然食品とは

自然食品て聞くけど、そもそも自然食品てなんなの?
そう疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自然食品と聞けば、健康に良さそうだなぁ~というイメージはとりあえず浮かびますよね。
なんとなく体に良さそう、体に害がなさそう、食品本来の味がしそう等々・・・色々と思い浮かべることがあります。
それらの認識は間違っていません。
無農薬で作られたお米雑穀、食品添加物の入っていない加工食品、または天然酵母を使用したパンなどの事を「自然食品」と言います。
要するに不純物のない、そしてより「自然」に近い食品だから「自然食品」なわけですね。

ただ、自然食品という明確なジャンルはありません。
「有機食品」という物をご存じの方はたくさんいらっしゃると思いますが、有機食品は明確に定義が決められています。
これは法律でも定められているもので、国が認めているものです。
有機食品には「有機JASマーク」を付けることができ、パッと見て有機食品だ!と分かるようになっています。
けれども自然食品は何かで定められているということはなく、「これは自然食品ですよ」というメッセージがなければ分からない物になっています。

しかし上で述べた有機食品も自然食品の一種なのです。
こういった事から自然食品という物の認識は少し難しくなってくるかもしれませんが、少なくとも食品添加物がたくさん入った食べ物や、農薬をたくさん使って作った野菜やお米などでは決してないということだけは確実に言えることです。
自然食品は、限りなく自然に近い食品です。
健康志向の高い方におすすめの食品と言えるでしょう。