弥満丈製陶所 陶器の湯たんぽ オーガニックホワイト

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説明

弥満丈製陶所 陶器の湯たんぽは、電気いらずの湯たんぽ。陶器だから遠赤外線効果でほっこりとやさしい温かさです。

岐阜県多治見市の高田焼です。陶器の湯たんぽは江戸時代の頃から愛用されていたとされる昔ながらの生活用品。翌朝は中のぬるま湯を洗顔や掃除に使うなど、 何でも無駄にしない日本人の生活になじんできました。空気の乾燥や電磁波が心配な電気暖房より人にやさしく経済的。金属製の湯たんぽより長時間冷めにく く、ほっこりと温かいのが特徴です。

弥満丈製陶所では、明治時代から湯たんぽを生産、「今の暖房は人を”干物”にする。陶器なら、肌になじみ、潤いを与えてくれる。」という自慢の一品です。

弥満丈製陶所

岐阜県多治見市。生産者の加藤さんご夫婦2人だけで切り盛りする小さな窯です。
加藤さんのご先祖様が焼き物を始めたのは安土桃山時代で、現在13代目にあたります。千利休や、古田織部がパトロンだった時代があったというほど歴史の深い窯です。

江戸時代に需要の高かった焼き物のひとつに「通い徳利」がありますが、(よく時代劇でみかける首に縄をひっかけたつぼのような徳利)寒い夜、これに湯を入れて布団を温めたのが湯たんぽのルーツです。
「モノは作り手の一方的なものではなく、使い手の希望や意見を取り込んで工夫や改良をしていくものだ」と加藤さんの言葉通り、徳利から現在の湯たんぽの形になるまでの変化は使い手の声がきっかけとなったとのこと。湯が漏れ出ないよう口を上に設け、足をのせやすいかまぼこ状に形を変え、強度と保温力を増すために表面が波状の小判型に。そして最近も!丸い形だった栓の部分を、すべって回しにくいとの声から六角形に改良、口のパッキンは古くなると水もれしやすいのでシリコン製に、と進化し続けています。

高田の土は古代の海藻が土となった珪藻土。泥パックや保湿剤として化粧品にも使われる粘土です。昔の人が湯たんぽの残り湯を洗顔に使っていたのは、残り湯を無駄にしないためだけでなく肌が潤うという美容効果も期待してのことだったのです。
また高田の土には酸化チタンが含まれることも特長です。酸化チタンは消臭や抗菌効果があることで知られています。甕に入れた水が浄化されて美味しくなるのはこの酸化チタンによる働きによるものです。
そのため高田焼きの甕は「漬物がすっぱくなりにくい」「梅干が色鮮やかに漬かる」などと昔から保存食用として重宝されています。

陶器の湯たんぽは、福島県の原発事故後、省エネに関心が高まったことで注文が殺到しました。加藤さんご夫婦にとっては今も昔も変わらず続けてきたものづくりですが、最近使い手の意識が追いついてきたことで、以前より需要が高まってきているといいます。
「大阪万博の頃から日本は科学信仰が加速していったけど、そんなもの長く続かないと思ってた。湯たんぽづくりは『古い』『貧乏くさい』『儲からないからやめろ』といわれる中でも続けてきた。今はアレルギーやアトピーなど体の不調を訴える人が増えて、何かおかしいって思う人が増えてきたのはいいこと。土を含め自然のもつ力はすごいんだ」

需要が高まったといっても、ご夫婦二人で昔ながらの手作り。手間がかかる上、大量には作れません。「全然お金にならないんだ。たとえ貧乏しても『モノで物申す』というのが主義」と変わらぬ信念で、古くて新しいものを提案し続けます。

【湯たんぽの使用方法】

  • お湯は湯沸かし器のお湯でも朝まで暖かです。熱湯なら24時間位は保温します。
  • 厚めの布袋に入れるか、毛布、キルトなどでしっかりくるんで直接肌に触れないよう、少し離してお使いください。
    長時間直接同じ所にふれていますと、低温火傷する場合があります。
  • 湯たんぽにお湯を入れたときに栓からお湯が漏れることがありますが、少しの間そのままにしてください。パッキンが暖まるとお湯漏れは止まります。
  • 沸騰したお湯の場合は、少し湯気を抜いてから栓をしてください。


※手作りのため、色むらなどある場合があります。ご了承ください。
※表面が熱くなるので、タオルなどにくるんでご利用ください。
※熱湯よりは、70度程度のお湯を8分目くらいまで注ぎ入れると湯漏れしにくいです。
※ベッドなど高さのあるところで利用する場合は落下による破損にご注意ください。

冬季限定

サイズ 長さ25×幅22×高さ9cm

素材:陶器、栓にシリコンゴムパッキンあり

追加情報

メーカー:
弥満丈製陶所

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