生産者紹介「海の精」

天日と平釜の日本伝統製法「あらしお」

伝統海塩「海の精あらしお(赤ラベル)」は、伊豆大島の海水を現地で濃縮して作る国産の塩です。黒潮が運ぶ清らかな海水だけを原料とし、他の産地の原料塩や添加物は一切加えていません。
製塩法は、太陽と風と火の力を利用した日本の伝統的な製法を継承。まず、 ネット架流下式塩田に海水を繰り返し流して、 太陽と風の自然エネルギーで水分を蒸発させ、 海水を濃縮します。
次に濃縮海水を平釜に入れ、 ゆるやかな火力で煮詰め、塩類を結晶化させます。煮上がった塩汁を冷却·環神(かくはん)して成分を整え、余剰の書汁(二ガリ) 液を分縦します。こうして「あらしお」と「にがり」 が出来上がります。「やきしお」はあらしおを妻に入れ、蓋をして窯に入れて焼きます。

“手塩にかけた”天日海塩「ほししお」

姉妹品の「海の精ほししお(青ラベル)」 は火の力を借りず、濃縮海水を天日に干して、塩の結晶を採取する天日海塩です。雨や湿気の多い日本では、太陽や風のカだけで結晶させる天日製塩法は存在しませんでしたが、食用塩調査会(海の精の母体)の独自の研究によって、1977年に日本初の天日海塩 「海の晶ほししお」は誕生しました(※)。
太陽の光が降り注ぐガラス温室の中のチタン製の結晶皿に、濃縮海水を入れ、塩類を結晶させます。マグネシウムやカルシウムやカリウムなどのニガリ成分がおいしいバランスで結晶に含まれるように、少量ずつ人の手でていねいに境枠を繰り返します。まさに“手塩にかけた“天日海塩です。
※2017年10月より現在の名称に改称

海の精ならではの「有機玄米塩麹」逸品

海の精ならではの「有機玄米塩麹」逸品海の精ブランドの農産加工品は、伝統海塩「海の精」に含まれる少量微量の無機成分(ミネラル)が発酵を助け、素材の味を引き出した逸品。どの品も国産の安全な原料にこだわり、 化学楽品は一切不使用、伝統的·自然的·物理約な製法を用いています。「有機玄米塩物」もそのひとつです。
原料は国産有機玄米と米麹、 そして伝統海織「海の精」。米が糖化した甘味に、玄米ならではの旨味が重なり、 それをおいしい塩味「海の精」が引き締めて、深みのある味に仕上がっています。
発売当時(2011年10月)、塩麹の認知度はまだまだ低かったのですが、「有機玄米塩麹」の監修を依頼した発酵料理研究家タカコナカムラさんが、オリジナルレシピを提案。 塩麹ブームの火付け役となりました。
一度使うと手放せなくなる「有機玄米編麹」。 流行りすたりに左右されず、 本物を求めるすべての方に、 おすすめします。

海の精 海の精(ほんしお)青 240g自然食品のお店サンショップのおすすめ

海の精 海の精(ほんしお)青 240g

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ほのかな甘さや旨さ、コクやキレ、海水由来の複雑な味があり、非加熱精晶ならではの微妙な微量塩類の旨みがあります。
じっくり溶けるザラメ状の結晶を生かした飾り塩、寿司や天ぷらのつけ塩、 日本酒のつまみ塩、 微妙な素材の風味が生きる吸いものやスープなどが特におすすめです。

海の精 有機玄米塩麹 170g海の精 有機玄米塩麹 170g

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漬物、漬け焼き、煮物、 タレやドレッシングに至るまで、何にでも加えるだけでおいしくなる万能調味料です。素材
の旨みを引き出し、ぐっと深みのある味に仕上げます。和·洋·中さまざまな料理に。