お勧めのお塩は自然食品として「伯方の塩」は有名

スーパーや食品店で調味料のコーナーにいきますと、よく透明の袋に入った「伯方の塩」というのが1kg単位で売られています。 この伯方の塩というのは瀬戸内海のしまなみ海道の内の一つである「伯方島」からの名前がついているのです。
伯方島は、今はどうか知らないがよくTVのコマーシャルでお馴染みだった「はーかーたーの しお」と歌っているとおり、「自然食品としての天然塩」の生産地でもあるのです。 東名のビニール袋に真っ赤な文字でハッキリと「伯方の塩」と明記してあり、我が家においても時折利用しているようです。

そう言ええば、「」というのは昔はタバコと同様に専売であったのですね。 伯方の塩や一般の塩でも、昔は自由に売買できなかったらしく、よく食料品店の前に塩、又は塩販売店、塩小売店などと書いた看板を見かけたものですが、これは当時はお役所より許可をもらって販売していた証拠なのです。 ところが、さすがに近年になってタバコ以前に自由化されていて、誰でも売買出来るようになったようです。
ところで、日本は世界の中でも塩の生産が少なく、塩というのは大変貴重なもので、塩に纏わる物語も多く存在しています。 例えば、赤穂事件(江戸城内の松の廊下での刃傷事件)や武田信玄と上杉謙信の塩に纏わる美談など、たくさんあるようです。

ところで、日本というところは世界的にみても島国であるために、雨の多い国であり地域にあたります。 従って、昔からの塩田製塩法というのも大変な労苦をさせられたことは周知のことと思います。 しかし、元より日本というのは岩塩などや海が干上がって自然の塩田のような天然の塩は存在していません、従って、どうしても塩田製塩法のに頼らざるを得なかったのです。
このように塩の製造は、日本では主たるものは海水で古くからの塩田製塩法に頼っていたが、近年では。これに代わってイオン交換膜製塩法とかいう物理的処理(海水から塩水を抜き出して蒸発装置で煮詰める)という製法が一般的となっているようです。

現在の「伯方の塩」は自然の製法を利用した天日での製塩は容易ではなく、今では主にメキシコやオーストラリアから天日海水塩(天日塩田塩)の輸入によって、一旦、日本の海水で溶かしてそれを煮つめて結晶させ、その後は物理定的な製法でニガリやミネラルを適度に含んだ天然塩にちかい塩、食塩を生産しているといいます。

何れにしても塩は、同じ調味料の醤油の原料だったり、うどん汁やだし汁、漬物の元、等は勿論のこと、これ以外にも最近は美容や健康などでも塩パックとか塩分マッサージのダイエット等、又、塩浴法といった健康志向にも使われるようになっているようですね。

サンショップのオススメ

伯方塩業 伯方の塩 1kg

 

伯方の塩は、自然の風と太陽熱で蒸発結晶させたメキシコまたはオーストラリアの天日塩田塩を日本の海水で溶かして原料とした粗塩です。にがりをほどよく含んだ塩で食用としてお使いいただけます。粗塩は粒が粗いので、特に、溶かして使う場合にお薦めです。料理全般(煮物、吸い物)、漬物、塩浴、盛塩などにお使いください。