意外?!マクロビオティックは日本生まれです

マクロビオティックというとマドンナやシャロン・ストーンなど海外セレブが実践していることから日本でも知名度があがり、女性を中心に関心と人気が高い健康法、美容法です。マクロビオティックという英語表記とその経緯から海外発祥と思いがちですが実は日本発祥です。食文化研究家の桜沢如一氏が第2次世界大戦前後に考案した食養法なのでブームになる前から健康に関心のある人の間では話題になっていましたし、長年実践している人も多い歴史の古い数少ない健康法の代表であると言えます。「マクロビオティック」の「マクロ」は長い、「ビオ」は生命という意味です。長く生きるだけではなく健康で大らかに生きるという「太く長く生きる」ために大事にしたい食べものを選び方、食べ方を意味します。マクロビオティックは気学でいう陰陽に基づいているので奥が深く、すべてを理解するのはやや難しかったりします。制約的なことも多く、現代社会ではなかなかセオリー通りに実践するのは難しかったりしますがじぶんの体質、気質的な陰陽と食べものの持つ陰陽を知識として蓄えるだけでもよいでしょう。
まずは2大原則である
・身土不二…人も植物も一体という考えから、じぶんの暮らす土地、または暮らす土地に近い場所で育てられ収穫されたの旬のものを食べること

・一物全体…食べもののエネルギーがより栄養になるという考えから、皮も種も食べられる部分は余さずたべること

この2つを心がけるだけでも選ぶもの、食べるものが大いに変わってきてじぶんの変化も感じられますし、難しいと構えがちなマクロビオティックへの小さな第一歩になります。
まずは生活の中で取り入れられることから始めることをおすすめします。