(新着商品)矢島さんのポンカン入荷しました

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大人気の矢島さんのポンカンです。

 生産地は山と海が隣接するみかん栽培に非常に適している神奈川県の真鶴町というところで湯治で有名な湯河原のお隣です。
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 矢島さんのみかんは早生から始まり大津、青島、いよかん、ネーブル,はるみ、キンカン、ポンカン、デコポン、はっさく、パール柑、清見、セミノール、甘夏、ニューサマーオレンジ、バレイシアなどなど種類豊富で、順番に食べていくのが毎年楽しみです。
 これだけの種類を栽培してる畑ときたらそれは広大で、矢島さんの案内無くして一人入り込むと樹海のように迷い 二度と戻ってこれないような気がするほどです。
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 相模湾を見下ろすことが出来る急斜面に等間隔にみかんの木が並び たくさんお日様の陽を浴びたみかん達が元気にすくすく成長してます。
 
 

 矢島さんは、化学肥料に頼らずまた農薬も極力控えた農法を実践してます。農薬はすべての木に施すというわけではなく日が当たらないためとか風の通りが悪いなどの影響を受けて虫が付きやすいとか菌が発生しやすくなった木だけに僅か施しているそうです。そのせいもあって収穫前の暑い時期、辺り一面 草はぼうぼうで足が取られるわ 上を見れば、 毛虫がいるわで気安く畑に入り込むと大変なことになってしまいます。

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 虫や菌の発生は主に暑い時期なのですが季節を問わずとにかく大変なのが野鳥の襲来です。鳥が留まりやすい枝の近くのみかんは特にねらわれやすいです。ひとたびくちばしを刺したらそのみかんだけを食べてくれればいいのですが、鳥たちはなんのお構いなしにあれやこれやと突っつきます。くちばしで穴を開けられたみかんは当然商品価値がありません。「あぁ~もったいないなぁ」と私が言うと、「鳥にも恵んであげなくちゃね」と矢島さん。自然と環境と共存する姿勢を感じる一言でした。とはいえ、収量の少ない皮の柔らかいみかんはこのようにネットをかけることがあります。まぁもっともだと思います。
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 ところで、もう一人の生産者の真壁さんの畑もそうだったのですが、矢島さんの畑も行き着くまでが大変なのです。とにかく細い道を通りやっとたどり着くといったわけです。隣接する畑が無く真壁さん同様よそから農薬の飛散がないということがとても安心できます。
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 ポンカンはインドが原産地の柑橘で、日本では太田・森田・今津・吉田・F系・薩州などの品種があります。矢島さんのポンカンは森田種です。品種の違いで、味わいはずいぶん変わるものなのですが、この品種は甘みと酸味のバランスが絶妙でただただ甘味だけを求めた柑橘と異なります。また、ポンカンはとても優れた品種であり、ポンカンと組み合わせてデコポンやタンカンなどが作られることからもそれが伺えられます。

 ポンカンの特徴は、温州みかんよりちょっと大きめで皮がふかふかしています。皮は剥きやすく、その瞬間さわやかな香りが部屋中に広がります。ふさは水分がたっぷりで皮ごと食べられます。口に含んだときのジューシーな味わいは絶品でまさに味も香りも楽しめる柑橘といえます。

 表皮は当然ノンワックスですが、シミ、枝のアト、くすみなどが多少あったりします。またサイズも様々ですが、これも見た目よりアジ重視と言うことでお許しいただければと思います。また収量が限られておりますので品切れの際はご容赦ください。

 随時、サンショップがお勧めの柑橘類を紹介させて頂きたいと思います。どうぞお楽しみに!