上手なだしの保存方法について

だしは、料理を美味しくするための調味料で、料理をする上では欠かすことのできない調味料です。
美味しいだしを作るには、だしを選ぶところから始まると言われていますが、料理に使うだしを多く作りすぎてしまった場合には、どのように保存すればいいのでしょうか。

多く作りすぎてしまっただしは、冷蔵保存であれば1週間程度、冷凍保存であれば1ヶ月程度の期間で保存が可能だと言われています。
常温で保存した場合には、腐敗や酸化が早まってしまうので、保存をするなら冷蔵庫に入れて保存するようにします。
保存をするときにも、作った鍋のまま保存するのではなく、冷ました後にタッパーなどの容器に入れて冷蔵庫に入れることによって、微生物の繁殖を抑えることができるます。
一度作っただしは、継ぎ足しをすると味が落ちてしまうので、避けるようにしましょう。

お湯から作るだしと、水から作る水だしとでは、保存期間が変わります。
水だしの場合には、保存期間は2~3日と短くなるので、早めに使い切るようにします。
水出しを作るときには、水道水からだしをとるよりも、ミネラルウォーターを使ってだしをとることによって、より美味しいだしをとることができると言われています。

水出しは、水の中に昆布や鰹節、煮干などのだしを入れて一晩漬け込むだけなので、簡単に出しをとりたいときにもオススメです。
8時間から10時間漬け込んだ後に出しを取り出すようにします。

冷凍保存をすると、冷蔵保存をするときよりも長い期間で保存することが出来るので、あらかじめ冷凍保存をするときには、小分けできる容器を用意しておきます。
氷を作る容器で保存すれば、使うときもすごく便利です。
冷凍庫での保存は、2週間から1ヶ月と言われていますが、冷凍保存をしても、時間が経つとどんどん風味が落ちていき、冷蔵庫内の臭い移りが起こるため、出来るだけ早めに使うことがオススメです。

保存しただしは、味噌汁を作るときに使ったり、様々な料理に使うことが出来ます。
どんな料理を作るかによって、希釈して作るようにするのもいいですね。
だしをとる前の乾燥した状態での保存では、美味しさが失われないように、未開封や開封に関わらず、乾物は直射日光が当たる場所を避けて保存するようにします。
室温があがりやすい露から夏の時期には、冷蔵庫で保存することがオススメだとされています。

美味しいだしを作るためにも、だしの保存方法はしっかりと把握しておくといいですね。

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