とても辛い山わさび

山わさび(ホースラディシュ)北欧原産ので北欧では、ローストビーフの付け合せに使われています。
日本のわさびと同じ成分の辛味を持つアブラナ科の植物で明治時代に日本にやってきました。
北欧と気候が似ている北海道で野山に自生したため北海道では山わさびと呼ばれています。本州ではチューブわさびの原料として畑で栽培されたため畑わさびとも呼ばれています。
4年程前に北海道の友達から山わさびの苗を送ってもらい我が家の畑に4年物の山わさびが育っています。
上部の葉が枯れる晩秋が収穫時期です。
根をすりおろして、醤油漬けにします。(辛味成分が沢で取れるわさびと同じため空気に触れていると辛味成分が飛んでしまうので醤油漬けにします)
熱いご飯に乗せて涙を流しながら食べるのが、道産子の食べ方です。
最近東京の居酒屋で飲んだ後の締めに北海道から取り寄せた山わさびの醤油漬けを乗せたご飯を出す店がテレビに出ていました。
新千歳空港のお土産売り場に山わさびの値が10cm位の物で千円程度で売っていますが、道産子の私は小さい頃から野山に勝手に生えている山わさびをタダで取っていたのでお金を出して買う気にならず、畑で栽培しています。
4年物一つの根で500mlの醤油漬けが出来ます。
涙が枯れる程食べられます。
畑には4年物の山わさびが10本以上育っているので、私の涙だけでは足りそうもありません。
家族に手伝ってもらいたのですが、私以外の家族は辛いもの嫌いなので困ります。