玄米のちょっとした基礎知識

昨今玄米という名称を聞くことが決して珍しいことではなくなってきました。
しかし玄米とは具体的になんなのかよくわからないという方も一定数はいらっしゃるのではないかと思います。
玄米とは具体的にはどのようなものを指すのでしょうか。

玄米とは精米されていないもの、端的にいうと白米の前の段階のお米のことです。
稲の状態から籾殻を取り除いたのみの状態ですね。
白米というのはそれから更に糠や胚芽を取り除いたもののことをいい、胚乳のみの状態になっています。

糠や胚芽には食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているとされています。
また、発がん性物質を抑制したりといった効果も期待できることから、玄米は体に良い食べ物だと言われているのです。
しかし玄米は白米と比べると吸収率があまり高くなく、消化に悪いためよく噛んで食べる必要があるでしょう。

糠や胚芽は農薬が残留しやすい部分だということを多少なりとも頭に入れてい置く必要があります。
しかし昨今は無農薬栽培を行う農家も増えているため、そのような危険は少なくなってきました。

玄米は炊いて食べることが基本かと思いますが、中には少し玄米の味が苦手だという方もいらっしゃることでしょう。
そのような方は別のものに加工してしまうと食べやすいかもしれません。
例えばお菓子玄米パンなどですね。
中には玄米コーヒーといったものも販売されているため、試してみるのも良いと思います。

正しく生産されたの玄米を安全に美味しく楽しみたいものですね。