マクロビオティックの食事内容

近年度々耳にする事のあるマクロビオティックという単語ですが、ダイエット経験のある女性ならある程度ご存知だと思います。
ですが、その具体的な内容にまで触れた事はありますか?マクロビオティックは知ってるけど、どんな食事内容なの?と思われる方も多いでしょう。

マクロビオティックの食事内容とは、要は毎食を穀物や野菜などを中心とした「自然食」を概念とし、健康を目的としたものと考えて良いでしょう。
「自然食」であるため、同じ野菜でも無農薬または極力農薬を使用していないもの、無添加である、旬の野菜である等の条件も備えています。
よって全粒穀物を主食とし、野菜や海草豆類が主な食事内容となるでしょう。糖類も精製された砂糖は使わず、てん菜糖メープルシロップなどを使用します。
肉類に関しては決して禁止ではないのですが、マクロビオティックの条件から考えると必然的に避けるべき食材のひとつになると言るでしょう。
乳製品や卵、魚介類も基本的にはマクロビオティックの概念からは外れますので、避けるべき食材となります。

このように一見かなり侘しい食事になると思われ、それで健康を維持出来るのかと疑問に感じると思います。
ですが、主食を白米から玄米等のその他穀物に移行しているので、穀物の栄養価が高い事から、栄養摂取の観点で言えば特に問題は起こらないのです。

前述した「避けるべき食材」も、厳密には完全に禁止という訳ではないので、ベジタリアンのような生活をしろと言う訳でもないのです。
好き放題食べたら身体に悪い、でもベジタリアンみたいな縛りはない…この丁度良いどっち付かずが、マクロビオティックの食事内容となるのです。