醤油と食物アレルギー

醤油を作るのに使われる原材料名には、「大豆」「小麦」「食塩」があります。
この3つの食材を使って、醤油が作られるのですが、大豆や小麦は5大アレルギー源としても言われており、食物アレルギーで普通の醤油がだめな人もいるので、気をつけなければいけません。

そんな人にも、アレルギーを気にすることなく、醤油を楽しんでもらえる方法があるのです。

大豆や小麦を使わずに、ひえを主原料として醸造した醤油風調味料として、ひえ醤油というものがあります。
米や小麦、大豆アレルギーの代替材料としても有効です。

合成着色料や合成添加物も一切使用されていないので、安心して使うことができます。

大高醤油 稗(ひえ)しょうゆ 500ml 大豆、米、小麦を使用せず、うるちひえを主原料として醸造された新しいタイプの自然食品醤油風調味料です。塩分約10%

きび醤油はアレルギーを持っている子供の食事に使われることが多く、普通の醤油ほど味はしっかりしていませんが、美味しく食べることができる味だとすごく好評です。

煮物などに使った場合にも、濃い口醤油ほど濃い色をしているわけではないので、お料理の素材の色が変わらずに美味しく仕上げることができるのです。

お刺身につける付け醤油として使ってみると、お魚の臭みはしっかりと取ってくれるのですが、素材の味を消すことがなく、美味しく食べることができます。

煮込み料理などの加熱料理よりも、かけたりつけたりと、そのまま味わう食べ方をする料理のほうが美味しく食べることができます。

ひえ醤油は普通の醤油と比べて塩分が少ないので、アレルギー以外の人でも、塩分を気にしている人には、普通の醤油の代替品として使うといいかもしれません。

ひえ醤油の原材料は、うるちひえと食塩のみで作られています。
スーパーでは余り見かけることはないかもしれませんが、ネット通販では購入することができるので、ネットを見てみるといいと思います。

小麦や大豆のほかにも、乳製品や卵、落花生やそば、米などのアレルゲンの原因となるものは一切入っていないので、安心して食べることができます。

ひえ醤油は、普通の醤油と同じように使うことができます。
しかし、こくやうまみを補うためにも、より美味しく食べるために、だしをしっかりとるのがお勧めです。

ひえ醤油は、通販などで販売されていますが、いろいろなメーカーから作られているので、それぞれに味が若干違ってきます。

味比べをするのも楽しめて、健康的に美味しく食べることができると言った魅力を持っています。

保存料は入っていないので、空気に触れないようにしっかり保存し、1ヶ月以内に使い切るのが理想だとされています。”