マクロビにおけるタンパク質の摂取方法について

マクロビを実践されている方は、みなさん健康や美容のために食事に気を使っていらっしゃることと思います。
しかし、マクロビ間違った方法で取り組んでいたり、ヘルシーを心がけるあまり、過度に栄養のない食事を取っていては、かえって体にとってよくない結果をもたらしてしまいます。

マクロビでありがちなのが、先ほども挙げた栄養の不足です。
マクロビは肉や魚、乳製品などを避けます。これらを摂らないことによってタンパク質が不足してしまうケースが非常に多いのです。
タンパク質が不足すると、貧血になったり、スタミナ不足になったり、体の組織が十分に働かなくなったりしていまいます。
他の食材でタンパク質を補えることができていれば良いのですが、なかなか上手く代用の食材を活用できていないことも多く、マクロビの問題点であると指摘されてしまうのです。
では、肉や魚、乳製品を使わずにタンパク質を摂るには何を食べれば良いのでしょうか。

まずは一番皆さんがよくご存知の豆腐です。豆腐の原料である大豆はタンパク質が豊富に含まれています。
また、同じ大豆製品である豆乳も、牛乳の代用として多く用いられていることは有名ですね。
しかし、特に男性の方などは毎日豆腐、というのも飽きたり、ボリューム不足だと感じてしまうこともあるでしょう。
そのときに、同じ大豆製品でも、おあげや高野豆腐を使うと、ぐっとボリュームが上がります。おあげを選ぶときは、酸化されていない良い揚げ油が使われているか、きちんとチェックしましょう。煮物だけでなく、ステーキにもできますし、男性の方でも満足できるでしょう。
他にもおからも煮物だけでなく、サラダやハンバーグにもできますし、スイーツを作ることもできます。
このように、豆腐だけでなく、様々な大豆製品を活用することで、料理の幅も広がります。
また、大豆製品以外にもタンパク質を摂取できる食材はいくつかあり、特に同じ豆類は強い味方となってくれます。また、ピーナッツやごまなどのナッツ類もマクロビにおいて良いタンパク源となるでしょう。

折角、健康のためだと思ってやっていることで不健康になってしまっては、とても悲しいですね。
少し食材を工夫するだけでマクロビのタンパク質不足は解消できます。
マクロビは正しく行えばとても健康のために良いものです。今一度、自分の食事内容を振り返って、必要な栄養素をバランスよく摂取できているか確認してみて欲しいと思います。