自然食品の干し椎茸にまつわるあれこれ

干し椎茸の特長

干し椎茸と言うと、一度水に戻さないといけないなど、面倒臭いイメージがあるかも知れませんが、干し椎茸には、様々な特長があります。

まず、干し椎茸は、食べたことのある人なら分かるように、生しいたけよりも、濃厚でコクのある味、貝のような食感が魅力です。
又、天日干しにされているため、ビタミンDと食物繊維が豊富に含まれています。

干し椎茸の作り方

では、実際に干し椎茸はどのように作られているのでしょうか。
しっかりとその作り方を知っている人は少ないのではないでしょうか。
その作り方を簡単に記していきたいと思います。

まず、丸干しの場合は、キッチンペーパーなどで表面の汚れを落とし、石突きの先端を切ります。
輪切りの場合は、同じく表面の汚れを落としたら、石突きの先を切り落とし、6ミリ程度の輪切りにして切っていきます。

次に、干し野菜ネットや竹ザルなどに、丸干しの場合は傘を下に向けた状態で、各々重ならないようにして、並べていきます。
日光のよく当たる、風通しの良い場所に置きましょう。

このようにした状態で、丸干しが完全に乾くまでに、4日~1週間。
輪切りの場合は、2日~4日。
半乾きの場合は、丸干しで半日~1日。
輪切りで、2時間~半日かかります。
この時、時々上下を裏返しましょう。

そうして出来た干し椎茸は、完全乾燥のものは、保存用袋や容器に入れて、常温で約2ヶ月程保存することができます。
半乾きのものは、冷蔵庫で5日程度持ちます。

おすすめレシピ

では、実際に干し椎茸を使って、どんな料理が作れるのでしょうか。
干し椎茸は、そうめんや茶碗蒸しなど、色々な料理に使用できます。
その中で、「干し椎茸の含め煮」を紹介していきたいと思います。

まず、調理の前に、干し椎茸を5~10分程水に浸けた後、再度水を取り替え、じっくりと戻していきます。
戻した干し椎茸(100g)の石突きの部分を切り、鍋に干し椎茸を入れて、戻し汁(500cc)を入れ、沸騰したらアクを取り、落し蓋をして中火で15分煮ます。
煮込んだら弱火にして、砂糖大さじ2と1/2、醤油大さじ2、みりん大さじ2を加え、落し蓋をして、再び15分煮込みます。
煮込んだら、そのまま冷まして、完成です。

煮汁の染み込んだ、濃厚でコクのある、美味しい一品が味わえるはずです。
ぜひ一度お試しください。

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