味噌の真実。どの食材にも合います。

味噌には白味噌、赤味噌、赤と白を混ぜた淡色味噌の3種類あります。
多くの地域では味噌汁を作るときしか使いませんが愛知県などの東海地方はおでん、肉、豚カツなどなんにでもつけて食べるという習慣があり味噌煮込みうどん、味噌カツ、味噌ラーメンなどが有名です。カレーなどの隠し味にも最適で他の料理を作る際にも醤油や砂糖の代わりに味噌というのもいいです。

最近ではマクロビオティック生活をするのに丁度良い食材として注目を集めています。
日本伝統の食生活をして健康的な生活をおくるのに味噌はとても良い食材だと認められているのです。
味噌の色は先ほどいった3種類になりますが作る食材によって米味噌麦味噌豆味噌があります。
マクロビオティック生活にいいとされているのは麦味噌と豆味噌を混ぜて作る味噌汁です。
酒のつまみとして生姜に味噌をそのままつけて食べるのもいいです。
味は甘口と辛口がありますが白味噌は甘口にはいるのでちょっと辛さがほしいと言う人は赤味噌か淡色味噌を食べるといいです。
味噌にそれだけ種類があるのは作る地方によって環境や水質や蔵の状態が異なるためだといわれています。

原料が同じでも赤味噌と白味噌の違いがでるのは熟成期間の違いからで赤味噌は熟成期間が長く白味噌は熟成期間が短いです。
育った地域によっては赤味噌しか食べたことがないという人もおり地域によって好みがいろいろわかれてきます。
今ではネット通販の普及によってどの地方の味噌でも変える時代になったので自分の食べたことがない味噌を楽しむのもいいものです。

味噌は温度によって変色(品質にはかわりないのでそのまま食べれます。)するので冷蔵庫で保管するのがいいです。
雪国の人で寒い冬場はエアコンがきいてない室内ならそのままだしていてもいいですが太陽の熱によって変色する可能性があるのでなるべくなら冷蔵庫のほうがいいです。
冷蔵庫に入らなくて保管する場所に困っているという人は冷凍庫でも十分役割を果たせます。
凍るのではと思っている人もいると思いますが一般家庭の冷凍庫では凍らないので品質は十分保てます。

塩分が多いというイメージがありますが一杯の味噌にはわずか1.2gしか含まれてないので適度な量です。
健康志向が多い人が増えているのでそういうイメージから味噌は禁物だと思っている人がいますがそれは間違っているのです。
どの味噌でも安全で体にいいのですができるだけ天然醸造で作られている物や加熱してない物を選ぶといいです。
天然醸造とは日本の暑さや寒さなどの環境を利用して調節しながら約1週間や1ヶ月かけて作る方法です。
非加熱が良いというのは味噌は常に生きていて発酵しているのでそれだけ体に良い成分が増え続けているということだからです。
スーパーで売っている味噌は袋詰めにされる段階で加熱が必要になってくるのでそうやって加工されます。

なので本当は自分で自家製で作るのがいいのです。
味噌を作るときは大豆を2,3日寝かしてアク抜きから始めないといけないので手間がかかりますが安全で良いものができます。
沖縄に行くと味噌おにぎりというのがあっておにぎりの具として味噌がつめられています。
そう考えるとご飯に味噌をのせてそのまま食べるという食べ方もありなのです。