白砂糖の代わりになる自然食品の甘味料選び

砂糖は、血糖値を上げる食材として、最も気になっているものの一つだとされています。

血糖値をあげる食材としても、最も気をつけて欲しいですが、特に糖尿病患者さんにおいては摂りすぎには気をつけなければいけません。

砂糖に配合されている糖分には、実はリラックス効果があり、「甘いものを食べるとほっとした」「甘いものを食べると幸せ」と言う気分になるのは、実際に脳の快感中枢が刺激され、「セロトニン」などの物質が分泌されることによって起こる現象だと言われています。
食べることによって、リラックス効果を得ることができる反面、甘いものがやめられなくなり、常に甘いものを求めてしまうのだとか。

砂糖にもいろいろな種類があり、コーヒーによく入れるような砂糖は上白糖やグラニュー糖、その他の砂糖には、氷砂糖やざらめ糖などがあります。
白い砂糖よりも、茶色の砂糖の方が、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が豊富に配合されていると言われており、砂糖を摂取するなら茶色い砂糖の方がオススメです。

しかし、どちらの砂糖でも、過剰摂取は避けなければいけません。
上白糖が最も血糖値が上がりやすいといわれていますが、その他の砂糖でも、血糖値が上がってしまうので、気をつけなければいけません。

砂糖以外にも、甘味料はいろいろあり、砂糖よりもカロリーが低く、ミネラル成分が多いものを砂糖代わりに使って料理をすることもお勧めです。

天然甘味料には、砂糖よりも血糖値をあげにくくするメープルシロップがあり、ワッフルやホットケーキなどにかけて食べるとすごく美味しいです。

蜂蜜も砂糖に比べてカロリーは低めですが、安価なものには砂糖が混ざっている場合もあるので気をつけなければいけません。

北海道の砂糖大根を原料とした甘味料に、甜菜糖があります。
カロリーは上白糖と同じくらいのカロリーですが、お腹の調子を整える働きを持つオリゴ糖が入っています。

甘味には、安らぎやリラックス効果を与えてくれます。
しかし、大量に摂取しすぎると、血糖値があがりやすく、生活習慣病につながりやすくなるので、程よく摂取することが大事だと言われています。

上手に付き合っていくことによって、糖尿病患者の方でも、甘味を堪能することができるのではないかと思います。

いろいろな料理に使われている甘味料ですが、普段お菓子で食べている飴やガムなどにも含まれているので、食べるときには気をつけなければいけません。

【注意】蜂蜜は1歳未満の乳幼児には与えないでください。