ロングセラー「絹こし胡麻」の魅力

ごまの大村屋は1937年創業 940年から、ごま豆腐を出す料亭向けに高級練り胡麻「絹漉胡麻」を製造販売、以来、関西一円の高級割烹店の御用達となりました。
終戦をはさんで1965年、胡麻の健康効果(滋養強壮、老化防止など)が改めて話題になったのを期に、絹漉胡麻を家庭用に小分けした「栄養調味料 絹こし胡麻」を新発売。
一度使うと手放せないおいしさが評判になり、半世紀にわたるロングセラーとなりました。レトロな缶のデザインが、伝統の証です
胡麻は種皮が硬く、そのままでは消化吸収されにくいですが、「絹こし胡麻」は焙煎後、なめらかなクリーム状 ににすり潰してあるので、豊富な栄養分が吸収されやすいのが特徴。醤油や味噌など他の調味料と合わせれば、胡麻だれや胡麻みそなど香味豊かな調味料が作れます。蜂蜜を混ぜて、パンに塗ったりヨーグルトにのせても美味です。

上質の胡麻を求める旅へ

上質の練り胡麻は、上質の原料から。大村屋では、田中洋治社長(77才)が毎年産地を訪ね、収穫の地の天日干しや選別工程などを指導して、最上の原料だけを入手しています。
「絹こし胡麻〈白〉」に使う白胡麻は、実が大きくて最も風味が良いとされる中米ホンデュラス産。白胡麻は現地で丁寧に皮を取り除いて”むきごま”にし、酸化や虫の発生
防ぐために真空パックで輸入します。「絹こし胡麻〈黒〉に使う黒胡麻は、南米ボリビア産の二枚皮の品種を使用。黒の色素=アントシアニンが多いので、抗酸化物質を多く含みます。黒胡麻と金でま(チューブ用)は皮ごと使うので、乾燥・選別後そのまま輸入します。
工場に到着した胡麻は、細かい石や葉をさらに選別してから、胡麻の状態に合わせてむらなく焙煎し、香味と栄養価を損なわないよう、できるだけ熱を加えずにすり潰します。
まず石臼の原理で粗ずりにし、だんだん圧をかけて、粒子の細かいクリーム状に練り上げて「絹ごし胡麻」の完成です。

一粒全体”ムソーの練り胡麻

ムソーの練り胡麻も、「絹こし胡麻」と同じ製法で製造していただいていますが、大きな違いがひとつ。上述のように、ふつう白胡麻は”むきごま”を使いますが、ムソーの「練り胡麻·白」はマクロビオティックの一物全体の考え方から、あえて皮をむかずに”一粒全体”を使っています。
ムソーの「練り胡麻·白」は南米グアテマラ産の白胡麻、「練り胡麻·黒」はミャンマー産の黒胡麻を使用。お手頃価格&使い切りサイズで、練り胡麻ビギナーズにもおすすめです。

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大村屋 絹こし胡麻(白) 300g

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胡麻の皮を取り去り、クリーム状になるまですり潰したなめらかなごまペーストです。ごま和えやしゃぶしゃぶのタレなどの料理につかったり、ハチミツと混ぜてパンに塗ったりでもおいしいです。粒子の細かいクリーム状の胡麻ですから胡麻の栄養分が吸収しやすいです。