(産地見学)ミカン畑

ミカン畑

9月の中日、やっと秋の気配を感じることが出来る今日この頃・・ちょっと気が早いのですが、ミカン畑に行って参りました。

ミカンの収穫は、早いもので10月中旬からですが、本格的なシーズンは12月頃からだと思います。

収穫前のこの時期、ミカンは、どんな具合か?畑の様子はどうか?生産者の方々は何をされているのか?ちょいと見学してきました。

まずは、真壁さん。車一台がやっと走れる細い急な坂を登り切ると、真壁さんの畑が現れます。昨年も紹介いたしましたが、森に囲まれた真壁さんの畑は、隣接する他人の畑はなく、けっしてよそからの農薬が飛散してくることはありません。

これは、あと二人の生産者、矢島さん、太田さんの畑においても同じ環境でよそからの農薬が飛散してくるはありません。農薬飛散は、大きな問題で、サンショップが扱っている農産物を作られている生産者の方々の悩みの種でもあります。

真壁さんの畑に話を戻します。畑に真壁さんはいるかなぁと来たもののいつもの車がありません「真壁さ~ん」と何度か呼んでも反応なし。しょうがなく山を下り真壁さんのお宅に伺うと、家の方が「おじいちゃんはどこかふらっと出かけたよ」と・・・「それじゃあまた伺います」と真壁さん宅を後にし、お次は太田さんの畑へ。

太田さんも畑にもお宅にもおらず今度は、矢島さん宅へ。

矢島さんのお宅と畑は人里離れた山の斜面一面といった感じでとにかく広い。何度来ても迷いそうで、ちょっと怖い。とにかく人を探すと言うよりもまず軽トラックを探しさらにその周辺を探すといった感じです。今回は、幸いに、軽トラックのそばで、ハウスミカンの収穫をしていました。

産地見学ということで、ミカン畑に行ったものの、確認したことと言えば、この時期のミカンは濃い緑で皮は固く、畑は、草ぼうぼうということです。また、生産者の方々といえば、ふらっとどこかに行ってるか、ハウスミカンの収穫をしているといった具合で・・・すみません、あまりトピックス的なことがなく皆様に報告することがありませんでした。

あと1ヶ月半、11月上旬にミカンの収穫そして出荷が始まります。

早生(わせ)ミカンから始まり、藤中、青島、大津と温州ミカンが続き、ポンカン、ネーブル、はっさく、はるみ、デコポン、清見オレンジ・・・あと数品目と続き5月中旬まで、他品目の柑橘類をご案内させていただきます。

どのミカンも安全、そして何よりおいしいので是非とも皆様にお召し上がりいただければと思います。改めまして、収穫近くなりましたら、ご案内させていただきます。お楽しみに!

アルカリイオン水・・・(体験者の声)

アルカリイオン水・・・(体験者の声)(主婦)

クリーンシュシュの魅力は、なんと言ってもその使い勝手の良さです。単に汚れを落とすだけでしたら、洗剤はたくさんあります。

でも、界面活性剤が入ってたり、アルコールが含まれていたり、臭いがきつかったりと、汚れが落ちてもその後が気になりました。

そんなとき見つけたのが、このクリーンシュシュです。シュシュは電解水100%ということで安心して使ってみました。

汚れが落ちなければ意味がないと思っていたら、水拭きでは取れないのに、シュシュを振りかけて拭き取ったら見事にキレイになりました。しかも面倒な二度拭きが炒らないし、臭いもないし、これは便利!と惚れ込んだ次第です。

今では、台所、リビング、子供部屋、洗面所、トイレ、車の中、ベビーカーにと、何処にでも一本おいてあります。

一番便利だなーと感じてるのが、台所です。調理台、シンクの中、ガスコンロ、フードボックス、冷蔵庫の中などを掃除するのに使っています。

きちんと汚れが落ちる上に、食べ物や食器や調味料類などを気にしないで使える、という気軽さがすごくうれしいです。

我が家には小さな子供が二人います。しょっちゅうテーブルはべとべと、床には食べこぼし、という状態になりますが、シュシュを吹きかけて拭くだけでキレイになるので本当に助かります。

おもちゃのプラスチック製品の黒ずみもすごくキレイになるので驚きました。水拭きでは取れないのにシュシュを使うとあっという間に汚れが落ちたのには感動ものでした。

それから、今や生活必需品の携帯電話。毎日べたべたさわるのでかなり汚れますが、シュシュを使えば、ぴかぴか。気持ちいいです。そのほか、パソコン、テレビ、窓、机など、とにかく列記していたらきりがないほど色々な場所で使えるので、ものすごく重宝しています。

今やクリーンシュシュは、私にとって、なくてはならない「存在」になっています。

アルカリイオン水

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アルカリイオン水
アルカリイオン水pH12.5のすごい力

アルカリイオン水とは中学校時代、理科の実験で水に電気を通じてガスを発生させる「水の電気分解」を経験された方も多いと思いますが、「隔膜」という特殊な膜を利用してでんきぶんかいをおこなうと、水道水から「アルカリイオン水」という健康によい水を作ることが出来ます。

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(産地見学)石倉さんちのブドウ農園

石倉さんちのブドウ農園

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8月4日山梨のブドウ生産者 石倉さんを訪問しました。暑かったです。甲府の気温が37度。標高500メートルとはいえ、石倉さんちのぶどう園でも猛烈な暑さで、汗が噴き出してきます。

長梅雨と低温を心配していましたが、いよいよ夏本番で、ブドウたちもおてんと様の恵みをたくさんいただいています。

今回は、今年二度目の訪問で前回6月23日には見られなかったブドウの色つき、粒の大きさなどを確認することが出来ました。いくらか、日照不足の影響か色つきがまだのものもありましたが、味、粒の大きさは例年と同じとのことです。

出荷はお盆明けぐらいになり、藤稔、巨峰が最初にお届けします。

例年ですと、お盆前に初出荷があることから、今年は少し生育が遅れているといえるでしょう。

今は、最後の摘粒作業をしています。摘粒とは、ブドウの粒を落とすと言うことです。ブドウの粒は、日ごとに大きくなります。程良く粒を落とし、隙間を空けることにより余裕ができ、粒が大きくなっても、粒同士が押し合わずきれいな球形が保たれるというわけです。ブドウ栽培において、かなり時間を費やす作業です。

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石倉さんのリズミカルな摘粒作業をご覧ください。(短くてすみません15秒ほどです。)

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だいぶ色づいてきた藤稔です。お届けはお盆明けです。

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粒の大きさが分かりますか?百円玉と比較してください。

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巨峰はいい色が付いてきてます。お届けはお盆明けです。

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巨峰藤稔です。大きさの違いが分かりますか?

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ロザリオです。摘粒後で隙間があるのが分かりますか?これからさらに粒が大きくなります。お届けは、9月上旬からです。

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甲斐路はほんのちょっと赤く色つきはじめました。お届けは、9月中旬です。

どうぞ今年も「石倉さんちのブドウ」を是非お召し上がりください。おいしいですよぉ~

(産地見学)生命あふれる田んぼのお米の産地に行って参りました。その3

その3
生命あふれる田んぼのお米の生産者 小野寺さんを訪問しました。

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行って良かったと心から思う生産者訪問となりました。

(株)スカイフードさんにご案内いただき関東の自然食品店さんと7月7日に一泊二日で「生命あふれる田んぼのお米」の産地宮城県大崎市田尻郡に行って参りました。

「生命あふれる田んぼのお米」が美味しい理由(ワケ)

3 精米技術

美味しいお米は、恵まれた土壌と育て方によって非常に左右されます。また、収穫後においては、保管状況をはじめ、なんと言っても「精米の仕方」が大きなポイントとなります。

「生命あふれる田んぼのお米」は玄米、胚芽米、白米と3種類ありますが、胚芽米、白米は精米器を通します。その精米器は、小野寺さんが、研究に研究を重ねたオリジナルの新型精米器であります。

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お米は炊くとき以外に熱を与えてはいけません。一般的に、精米器は、機械であるが故、動かすと発熱します。特にお米を精米する際、振動させ糠を落としていくのですが、ずばりその振動部分が一番熱を持ってしまっているのです。

小野寺さんのオリジナル精米器は、全くと言っていいほど、お米に熱を与えることなく精米することが出来ます。当然、お米は新鮮な状態のまま、精米され、袋つめされていきます。この精米器を使えば、極端な話、他のお米でもいくらか美味しくなるそうです。

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小野寺さんの精米所には、3台のオリジナル精米器があります。その中でひときわ目立つ大型の精米器があります。その精米器こそ、最新型の胚芽米専用の精米器です。この精米器が超高性能で、まさに、技術の結晶といえる代物です。

この精米器で精米される胚芽米は、胚芽部分を、90%近く残し、糠部分を落とすことが出来るのです。ようするに、胚芽が持つ玄米の栄養を兼ね備えながらも、白米の食感で美味しく食べられるお米が、出来たと言うことです。
この胚芽米は、精米器を6回通り、1回1回やさしく精米されていきます。詳しい技術的な事は、わかりませんが、とにかく貴重な胚芽を残しつつ糠を取り除くのです。

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お米は、諸々の条件が重なり合い美味しくなります。様々なご苦労を抱えている小野寺さんに、「小野寺さんにとって、生き甲斐とは何ですか」という問いに「皆さんに美味しいお米を食べていただくことです」というお応えをいただきました。

 私も様々な生産者の方を訪問しお話しさせていただいております。その度に思う事が、美味しい作物は生産者の方々の熱い思いや優しさによって出来ると言うことです。「生命あふれる田んぼのお米」も小野寺さんの熱き思いと優しさで育てられていました。末永くこのお米がたくさんの方に食べていただくことを祈ります。心から感謝申し上げたいと思います。

小野寺さんの田んぼのビデオ

小野田さんの田んぼで撮ったビデオです。
短いですがどうぞ

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(産地見学)生命あふれる田んぼのお米の産地に行って参りました。その2

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その2
生命あふれる田んぼのお米の生産者 小野寺さんを訪問しました。

行って良かったと心から思う生産者訪問となりました。

(株)スカイフードさんにご案内いただき関東の自然食品店さんと7月7日に一泊二日で「生命あふれる田んぼのお米」の産地宮城県大崎市田尻郡に行って参りました。

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「生命あふれる田んぼのお米」が美味しい理由(ワケ)

2 雁や白鳥は知っている・・・

蕪栗沼

「生命あふれる田んぼのお米」は、無農薬・無化学肥料で作られます。これは、安全で、美味しいお米を作ると同時に、様々な生き物、自然環境、生活環境、美しい景観への思いやりでもあります。雁や白鳥は知ってます。ここは、自然豊かなやさしい土地であることを。

蕪栗沼は、マガン、オオヒシクイ、オオハクチョウなどの雁・かもるいの越冬地としての飛来数は全国でも最大級の沼です。特にマガンは毎年5~6万羽の越冬が確認されているほか、オオジロワシの越冬やオオタカの生息も確認されている貴重な沼です。

田尻町北部に広がる蕪栗沼の面積は約100ヘクタール。この北上川の自然堤防と丘陵に囲まれた低地性湿地は、国内でも貴重な自然環境が残る地域です。

現在までに、219種の鳥類、33種の魚類、10種の貝類、絶滅のおそれがある植物19種を確認されているそうです。

特に白鳥や雁類の越冬数が非常に多く、野鳥の楽園として知られています。

1997年には隣接する白地理地区50ヘクタールが沼に復元され、さらに野生生物の生息地が広がりました。

地域住民、子供たち、そして世界の人たちと話し合いや情報交換を進めながら、自然と人間の共生について考えている場所なのです。

ラムサール条約

ラムサール条約とは・・・ラムサール条約は、1971年イランのラムサールという町で採択された「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」の通称です。湿地に生息・生育する動植物、特に国境を越えて移動する水鳥を中心に国際的に保護・保全し、それらの生息地である湿地の「賢明な利用」を促進することを主な目標としている条約です。

平成17年アフリカのウガンダ共和国でかいさいされた「ラムサール条約第9回締約国会議」において「蕪栗沼・周辺水田」がラムサール条約湿地に登録されました。423ヘクタールがラムサール条約の登録され、そのうち、259ヘクタールに及ぶ大規模な水田が登録されるのは全国では初めてとなります。

この中に、「生命あふれる田んぼのお米」の水田があるのです。

小野寺さんは、「今後この自然を守る指命と義務がある。」とゆっくりとした口調でおっしゃっていました。

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雁は、ねぐらと餌場が必要です。蕪栗沼が餌場になり周辺水田が餌場となります。ねぐらは安全な浅瀬を好み、餌場は美味しいお米の落ち穂を好みます。また餌場となる水田は、冬期湛水水田としより住みよい環境作りに、皆配慮しています。

10月中旬から3月中旬の越冬のため、この時期雁や白鳥を見ることは出来ませんでしたので、次回は、秋から冬の時期に訪問したいと思います。

小野寺さんの話では、日の出と共にねぐらから5万場の雁が、飛び立つときは、地鳴りのような音がするとのことです。その光景は荘厳で感動を覚えるそうです。
また、雁は5~7羽の家族だそうです。家族の結束が非常に強く家族の中の1羽でもけがとか病気で飛び立てなければ一緒に居残るそうです。

今は、日本各地、人間の都合による土地開発が行われています。昔の風景、記憶に残るふるさとの様子が消えつつあります。そんな中、この地帯は、20年30年後その先も永遠に変わる事なくこの自然、風景が保たれていくと思います。

人々がこの自然を守り続けてきたが故に、鳥たちが飛来してきました。今は、鳥たちが飛来してきたが故に、人々がこの自然を守っていくこという機会が与えられました。
ラムサール条約の登録により、ここ、田尻町の自然が保たれていきます。

この先、「生命あふれる田んぼのお米」も代々受け継がれていき、この自然・・様々な生き物、この風景、そしてこの自然を守り続ける人々の思いと共に永遠に変わることなく保たれていくと思います。

小野寺さんたちが、日々行っていること、その一つ一つがとても偉大で大きな事であると、深く考えさせられました。

慢性疲労(3)

積極的に摂ると効果のある食べ物

老廃物排出を促進する食物

ハトムギ、葛、ニラ、大根の葉、ネギ根、山芋、人参、かぼちゃの種、人参葉、布海苔、マッシュルーム、松の実

肝機能を高める食べ物

葛、フノリ、タンポポ、ハトムギ、ごま、ニラ、大根の葉、もやし、ヨモギ、わかめ、人参、里芋、人参の葉、ブロッコリースプラウト、干し椎茸、ナツメ、プルーン

腎機能を高める食べ物

自然薯、黒ゴマ、黒豆、蓮根、蓮の実、人参、ニラ、クルミ、かぼちゃ、大根、ゴボウ、小松菜、ハトムギ、雌株、ぎんなん、サツマイモ、マッシュルーム、切り干し大根、ヤンノー

腸機能を高める食べ物

発芽玄米、葛、フノリ、ニラ、木、キクラゲ、ゴボウ、ごま、納豆、浜納豆、たくあん、梅干し、味噌、醤油、たまり、マッシュルーム

活性酸素を除去する食べ物

ハトムギ、そば、黒ゴマ、大豆、玉ねぎの皮、ヨモギ、蓮根、大根のは、緑茶、番茶

血流を促進する食べ物

葛、タンポポ、豆みそ、醤油、ネギ、玉ねぎ、ニラ、ワケギ、らっきょう、ニンニク(黒焼き、醤油漬け)、黒ゴマ、松の実、ひまわりの種、梅醤タンポポ茶、梅醤番茶

リンパ循環を促進する食べ物

キクイモ、ネギ根、ハトムギ、かぼちゃ、粟、キクラゲ、芹、そば、ごま、ほうれん草、大根、春菊、白菜、かぼちゃの種、蓮の実

慢性疲労(2)

慢性疲労を解決する食事の実際

◎1~3日間、葛だけの食事にする。   1日2~3食

 20~30gに適量の水を加え、好みの堅さに練る。

 味付けは梅醤、塩、みそ、しょうゆ、梅干し、昆布、ヤンノー、甘酒の素、葛飴、米飴など

◎その後2~3日間、シンプルな食事。玄米飯とみそ汁、梅干し、たくあん、漬け物。*玄米は、全体の50%の量(体積比)

◎その後玄米を主食にして、野菜、海藻を副食にしていきます。

 *玄米の中に入れるもの、(一人前)・・・しお0,5g、ごま3g

 *加えると良いもの・・・はとむぎ5g、アワ3g、カボチャの種3g、松の実3g

◎飲み物・・・三年番茶、タンポポ茶、はとむぎ茶、ヨモギ茶、玄米茶など

 *水出し・・10時間水につけて浸出させる。

◎朝食は、出来るだけ遅い時刻に少量摂る。

 葛だけ摂るのがベスト。  何も摂らなくても良い。

◎昼食はシンプルにて少量。玄米おにぎり、そば粥、ハトムギ粥のいずれか。

◎間食は摂らない

慢性疲労(1)

慢性疲労   
 慢性疲労を改善する食事療法

さまざまな生命活動・・・疲労感は、生命活動の結果、体内に発生する代謝産物が、処理能力の限界を超えて増加停滞したとき、活動量を減少させて処理・排出を停止することによって、体内で不要物質の処理機能がフルに働いて、速やかに排除することが出来ます。

 その機能が発動すると、横になって休んだり、眠ったりしたくなります。人体は、すべて同時に活動させることは出来ない構造です。

 エネルギー源を摂り入れて、分解、吸収、同化、合成、蓄積など、活動のための準備。

 情報収集、分析、判断、行動計画など、自己保存と社会生活のための頭脳活動。
移動、労働、遊びなど生活の身体活動。

 活動の結果、体内に発生するさまざまな代謝産物の排出処理、などなど。

 人は生命維持のため、複数多岐にわたる生命活動を行っています。それぞれの機能系列は、他の機能と同時に働かせると、どちらも不完全になります。

従って、円滑な生命活動のためには、ここの系列を順に単独で機能させなければなりません。これを、複数同時に働かせるのが、人の常です。

そのため、次々と身体トラブルが起こってきます。その体内のトラブルを増幅させないため、善エネルギーを修復に使おうとする。自然な生体反応が急速の欲求です。自己を守るための、生命活動です。

 身体を休める機能・・・疲労感、倦怠感は、痛み、かゆみ、暑さ、寒さなどの感覚と同様、身体組織で起こる異変をキャッチしての脳で感じるものです。

 活動と処理のバランスが崩れると、体内に乳酸、ピルビン酸、尿素、尿素窒素、ケトン体、活性酸素などさまざまな老廃物が停滞します。

 老廃物が増加すると、代謝が低下して生命活動がダウンします。その状態を修復するために、体内からシグナルが発せられ、身体を休ませようとします。

 この状態の時、休息することによって処理器官がフルに働いて、速やかに老廃物が排出されます。

 老廃物の処理のため、主に働く器官は、肝臓、腎臓です。この器官を助けるのが循環器です。全体の調整は自律神経です。

 体内浄化をスムーズに進めるには、休息とともにこれらの関連器官の機能を向上させることが必要です。

 疲労と食生活の関係・・・老廃物蓄積の要因としては、第一にあげるべきは、食生活です。

 食事を摂り入れて、これが体内でエネルギー源や体内の素材として使われて、その結果でる老廃物や余剰分などは、体外に排泄されます。

 この一連の流れが滞ると、老廃物となって、身体の至る所に停滞・蓄積します。

 老廃物が蓄積した組織は、循環や代謝が妨げられ、細胞の機能が低下します。
 その状態が進むと、細胞の編成や破壊が起こってきます。このような異常事態を知らせるシグナルとして、さまざまな不快症状が出てきます。

 もっとも悪いのは肉・・・体内でもっとも処理しにくい食べ物は、肉類です。

 肉は、消化器での分解過程で完全な処理が出来ず、一部不完全なまま台帳に送られた成分は、腸内環境を、悪化させます。

 腸内では、異常発酵が起こり、その産物は体内に吸収されて、血中に入り、全身に送られます。これはやっかいな老廃物になり各部にと蓄積されることになります。

 一方、小腸から吸収された成分は、肝臓で処理され、それが済んで初めて全身に送られます。このとき、肝臓内での処理が完璧に行われず、不完全な状態で全身に送られて、老廃物になって蓄積する部分が発生します。

 また、肉に含まれるタンパク質や脂質は、質の悪い組織を作ります。

 どんなものも、完成されたものを分解して、それを素材に新たに別の完成品を作るのは、無駄が多いだけでなく良質なものは出来ません。それは、物質会の原則です。

 肉という形にまで完成されたタンパク質を、分解してアミノ酸に戻し再合成しても、良質なタンパク質にはなりません。

 脂質も同様に、動物の体内で合成されたものを、脂肪酸に分解して、再合成しても良質な脂質にはなりません。

 タンパク質や脂質は、単純構造の植物性のものを素材にして体内で生成するのが、効率よく良質なものが出来ます。

 炭素、酸素、水素、窒素の4元素を、体内で合理的に利用するには、単純な分子構造の方が分解・合成が容易です。

 また、現代人が好んで食べている精製食品は、体内の構成成分のバランスを崩します。成分バランスが崩れると、過剰物質や未使用の物質は、老廃物になります。

 精製品の代表は、精製糖、精製塩、白米、精製小麦粉、化学調味料等です。

 以上のような食べ物を避けて自然で新鮮な生命ある即物を主にすることによって、老廃物の蓄積を防ぐことが出来ます。