食品選びのこだわり

なるべくなら体に優しいものを食べたい、家族には安全なものを食べさせたいと思うことはだれでも思うことです。
自然食品やオーガニック食品を扱う専門店もよく見かけます。
野菜の農薬や放射能、畜産物の抗生物質や養殖魚の殺虫剤の問題など、考え出したらきりがないほど、様々な問題が知られています。

ただ、毎日の食事を全て安全なものにするのは難しく、経済的にも負担が大きくて、現実的ではないのではないでしょうか。
食品添加物についても、安全に流通させるためにはある程度使われても仕方のない部分もあるように思います。
食品を選ぶときには、まず必用のないものが使われていないかを見るようにしています。
赤くなくてもいいイクラに赤い色がつけられていないか、無着色のものと選べる場合は添加物の少ない方を買います。
果物は国産のものを食べることが多いのですが、それは輸入品は流通に時間がかかる分、防腐剤が使われていると思われるからです。

自然食品を取り入れるとき、何から何まで買うのはとても大変です。
ですので、まず調味料から変えてみたらいかがでしょうか。
おすすめは、味噌醤油です。
毎日の食卓にのぼる味噌汁の味噌が安全なものだと、より体に染み渡るような気がします。
色々な料理にも使えますし、その味噌とヨーグルトでキュウリを漬けると、簡単にぬか漬け風のお漬け物ができます。
添加物の多い漬け物を買うより、安くて美味しい自家製漬け物ができると、何だか得した気分です。醤油も出番の多い調味料なので、安心なものを選びたいですね。

もうひとつ、こだわりは砂糖です。
最近の飲料やお菓子などには、サッカリンやアセスルファムカリウムといった、人工甘味料が使われています。
ほんの僅かな量で、砂糖の何百倍もの甘さが出せるということですが、安全なものか疑問を持っています。
人工甘味料よりは砂糖が使われているものを選び、家では自然食品の砂糖で料理を作っています。

食品をどう選ぶかは、それぞれ思いがあると思います。
自分なりの基準を持って、選ぶポイントがあるといいですね。
心身ともに健やかに、元気が出るような食卓を目指したいものです。