玄米の説明と自然食品としての魅力について

最近健康食、ダイエット食として注目を集めているのが自然食品が玄米ですが、玄米白米は何が違うのかというと、玄米は籾米の籾殻部分を取り除いたモノで、さらに糠と胚芽を取り除いたモノが白米なのです。そして糠と胚芽の部分に食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれている分玄米の方が栄養価が高いということが出来ます。

それなら何故白米はわざわざ栄養がある部分を捨ててしまうのかというと、白米の方が味がいいし、見た目もキレイだからです。
つまり白米と玄米のどちらを選ぶかというのは、味と栄養のどちらを重視するかということだと言えます。

そのまま炊いただけなら確かに白米の方が美味しいというのは認めざるを得ませんが、玄米も工夫をすれば美味しく食べることが出来ますし、栄養価を売りにしている玄米は最近では改良して美味しく食べられるものも増えてきています。

またお米の改良だけではなく、一般的な炊飯器で玄米を炊いた場合は消化がよくない、食感も悪いといった特徴がありましたが、今は玄米が美味しくそしてふっくらと炊くことが出来る炊飯器が登場したので、これを使用することで味や食感といった問題をクリアすることが出来るのです。
いくら健康によくても毎日食べるものですから、美味しくないと続きません。
また毎日食べるものだからこそ白米から玄米に切り替えるだけで多くの栄養を摂取することが出来ますし、玄米には食物繊維が多く含まれているので便秘の解消、それによって美肌効果とダイエット効果が期待できるのです。

冬のマクロビオティックレシピといえば、おでん!

寒い冬が近づいてきましたね。
そろそろあたたかい鍋物が恋しくなっているという方も多いのではないでしょうか。
鍋物でマクロビオティックを意識したレシピはたくさんありますが、一番気に入っているのは、「おでん」です。
お気に入りのレシピをご紹介しますね。

材料は、出汁用の昆布 15cm、干しシイタケ 2枚、大根 20㎝位、人参 1本、ごぼう 1本、里芋 4個、板こんにゃく 1枚、そして厚揚げやがんもどきなどをお好みで。

まず、水700㏄を鍋に入れ、昆布と干しシイタケを入れて3時間以上ひたしておきます。
大根は2㎝くらいの厚さに輪切り、人参は1㎝くらいの厚さに輪切りします。

ゴボウは皮を向いてから5㎝くらいの長さに切ります。
里芋は皮を向いて食べやすい大きさに切っておきます。
板こんにゃくは表面に格子状に切り目を入れてから熱湯に湯通したして食べやすく切ります。
昆布と干しシイタケは水からあげて、食べやすく切ります。

昆布と干しシイタケの出汁がでた、だし汁に昆布、干しシイタケ、大根を入れ、中火にかけながら煮立たせます。
煮立ってから弱火で15分ほど煮ます。
その後に人参、ごぼう、里芋、コンニャクを加えて煮立ってから弱火で15分煮ます。
その後塩(できれば自然海塩)をひとつまみと醤油大さじ1~2杯を入れ、厚揚げやがんもどきなどを加えて煮立たせてから、弱火で5分煮ます。
そこでいったん火から下して冷まします。
食べる前に再度あたためて味を浸み込ませて完成です。

昆布とシイタケの出汁がさっぱりとしていて、薄味でもおいしく食べられます。
大根や人参にも火が十分通るのでとても柔らかく出来上がりますよ。
たくさん作って、毎日食べても飽きないので冬場には大助かりのレシピです。
ぜひ一度お試しくださいね!

玄米のちょっとした基礎知識

昨今玄米という名称を聞くことが決して珍しいことではなくなってきました。
しかし玄米とは具体的になんなのかよくわからないという方も一定数はいらっしゃるのではないかと思います。
玄米とは具体的にはどのようなものを指すのでしょうか。

玄米とは精米されていないもの、端的にいうと白米の前の段階のお米のことです。
稲の状態から籾殻を取り除いたのみの状態ですね。
白米というのはそれから更に糠や胚芽を取り除いたもののことをいい、胚乳のみの状態になっています。

糠や胚芽には食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているとされています。
また、発がん性物質を抑制したりといった効果も期待できることから、玄米は体に良い食べ物だと言われているのです。
しかし玄米は白米と比べると吸収率があまり高くなく、消化に悪いためよく噛んで食べる必要があるでしょう。

糠や胚芽は農薬が残留しやすい部分だということを多少なりとも頭に入れてい置く必要があります。
しかし昨今は無農薬栽培を行う農家も増えているため、そのような危険は少なくなってきました。

玄米は炊いて食べることが基本かと思いますが、中には少し玄米の味が苦手だという方もいらっしゃることでしょう。
そのような方は別のものに加工してしまうと食べやすいかもしれません。
例えばお菓子玄米パンなどですね。
中には玄米コーヒーといったものも販売されているため、試してみるのも良いと思います。

正しく生産されたの玄米を安全に美味しく楽しみたいものですね。

冬の野菜は体を温める自然食品

ダイエットや美容、健康管理を行うにあたり、食品として常に重要な役割を担うお野菜たち。
八百屋やスーパーをはじめ、最近ではコンビニでもチラホラ散見できるようになりました。
また、種類も豊富でカット加工が施されたものもあれば、そのままの形で売られてることもあります。

現代社会では栽培方法や流通システムの発展によって、一年中手に入らない時期はないくらいの状態になっています。
しかしながら、お野菜は本来、四季によって収穫時期が異なるものです。
収穫時期が異なることでそのお野菜手に入りやすい時期、手に入りにくい時期があり、その結果、市場価格の変動をもたらすことになるのです。

実は収穫時期が与える影響は市場価格だけではないのです。
四季ごと、収穫される時期によってお野菜は「春野菜」「夏野菜」「秋野菜」「冬野菜」と分類されるのです。

当然のことながら、それぞれに特徴を持っていて、冠した季節に食すのに最も適していると言われています。

例えば、夏野菜の特徴は水分を多く含んでいることです。
高温で水分が失われやすい夏場に水分補給手段の一つとして有効です。
また、体内に水分を取り込むことが利尿作用を高め、排尿することで体内温度の低下を助ける力があるのです。

外気温の冷たい冬の間はその逆で、冬野菜は身体を温める手伝いをしてくれるのです。
では、夏野菜を冬に食べてしまうとどうなるのでしょう?
夏野菜は利尿作用を高め、体内温度を下げる一因となるのですから、内臓の冷えに繋がり、風邪やその他の体調不良の原因となってしまうのです。
これではせっかくお野菜を摂取して得た各種ビタミン類などの成分も意味がなくなってしまいます。
冬はやはり体内から身体を温めてくれるお野菜を食べたいですよね。

現代は夏野菜を冬に、冬野菜を夏に手に入れることは容易です。
ですので、きちんとした知識を手に入れ、季節によって食べるべきお野菜を食べるようにしていきたいものです。

◇夏野菜
トマト、ナス、カボチャ、きゅうり、とうもろこし、ピーマン、オクラ、等
◇冬野菜
大根、かぶ、ゆり根、白菜、ねぎ、ほうれん草、小松菜、ニラ、生姜、ブロッコリー、等

人気の食材「麩」を使ったすきやきでポカポカに!

冬はやはり、体が温まるものが恋しくなります。
鍋料理や煮物など、温かくてほっとするようなものを作るときにおすすめなのが「油麩」です。
「仙台麩」などと呼ばれることもありますが、その名の通り仙台など東北の方では昔から食べられている食材で小麦粉のたんぱく質成分のグルテンを油で揚げたものになります。
油麩などのは植物性の食物で、揚げ物など調理法によってはまるで肉を食べているかのような食感になることから肉の代替品としてマクロビオティックのレシピ本などにもたびたび登場する人気の自然食材です。

そんな中でも寒い季節にぴったりなメニューがこの油麩を肉の代わりに使って作るすき焼きです。
作り方はいたって簡単です。普通のすき焼きをつくる要領で、肉の代わりに油麩を使って作るだけです。肉を使わないのに旨味が感じられて食感も肉に近く、肉を使った普通のすき焼きのようにおいしく食べられて、満足度も高いです。

すき焼き以外の鍋物や肉じゃがなどに使っても、同様に肉を入れてないのにしっかりとした味に仕上がるのでおすすめです。あつあつの煮汁を吸った油麩はジューシーで食べ応え十分です。

以前はなかなか手にいれるのが難しかった食材ですが、最近では地方の名産品などを取り扱うアンテナショップや大きめのスーパーなどで比較的簡単に手にいれることができます。それでも近くにそういったお店がなく購入が難しい場合などはインターネットショッピングなどでも購入できるので気軽にお試しできるかと思います。
今年の冬は油麩のすき焼きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

味噌はソースにもってこい!甘くて美味しいです。

味噌汁にしか味噌を使わないのは勿体ないと思います。
私は子どもの頃から祖母が作ってくれる酢味噌和えが大好きでした。
酢の味よりも甘さが引立つ味に仕上げてくれていました。
かなり砂糖の量が多かったんだと思います。
味噌みりん少々と粗精糖(好みの量、甘党ならたくさん入れても可)を小鉢に入れてスプーンで練ると
つやつやした黄色の酢味噌が出来上がります。
素揚げしたピーマンやナスにつけて食べるとこの上なく美味しいのです。

それを私なりにアレンジしたのが味噌マヨネーズです。
味噌粗精糖マヨネーズを練るだけです。
この場合は味噌は少なめの方がいいでしょう。
きゅうりやにんじんなどステッィク状に切ったものをつけてポリポリと食べるといくらでも
すすみます。

味噌を使ったレシピで一番のおすすめはやはりグラタンです。
かなり前のことですが、テレビで芸能人が料理を披露する番組がありました。
その時見たレシピで何度かマネをして作ったものに、味噌を使ったグラタンがありました。
具は確か鶏肉と玉ねぎでしたが、別に鶏肉でなくてもお豆腐ときのことか、サケとほうれん草とかお好きな具でいいと思います。
要は上にかけるベシャメルソースに味噌が混ぜてあるんです。
甘い味噌味のベシャメルソースは癖になります。
チーズとも意外と合うのだなと思いました。

そう考えますと、味噌味のカルボナーラとかも悪くないと思います。
最初にベーコンと一緒に少量の味噌を炒めておけば味がついていいと思いますね。
材料に混ぜる時にみそを上手に溶かすことがコツですね。
混ぜ合わせにくい時は少しだけお水でゆるくしておくのもいいかもしれません。

マクロビの自然派チョコレート

甘く口の中でとろけるチョコレートが好きな方は少なくないはずです。
おいしいですが、砂糖の使用量が多く健康への影響が気になりませんか。
砂糖は急激に血糖値を上げて肥満や糖尿病の原因になります。
急激な血糖値上昇の反動で血糖値を下げるインスリンが大量に分泌されて、今度は血糖値が下がりすぎてしまい低血糖症によるうつ症状や体調不良を招くこともあります。

体にあまり良くないとは思っても食べたいときもありますよね。そんなときはマクロビのチョコレートがおすすめです。
マクロビチョコレートは、乳製品・卵などの動物性食材と精製された砂糖は不使用です。
マクロビは身土不二の考えを取り入れているので、できるだけ国産の原料を使用しています。
チョコレートの原料のカカオには抗酸化力がありアンチエイジングによいのですが、たっぷりの砂糖や乳製品などが肌の老化を進行させます。
マクロビなら砂糖など肌に悪影響を与えるものを使用していないので、アンチエイジングによいおやつになります。

マクロビチョコレートはサンショップで購入できますが、自分でも作ることができます。
砂糖や乳製品を使用したクーベチュールではなくカカオを使用します。
乳製品の代わりには豆乳、精製糖の代わりにはメープルシロップや玄米甘酒などを使用します。油分が欲しいときは米油や菜種油を使います。
トリュフは簡単に作れるお菓子です。豆乳菜種油で乳化させて寒天で固めます。
生クリームを使用していなけど、とろけるおいしさがあります。

パスタディソイヤ(味噌のパスタ)レシピ

味噌は日本でポピュラーな食品ですが実は海外でもポピュラーでないにしろ使われております。

今回はそのレシピの一つパスタを紹介します。
パスタディソイヤと言われている、要するに味噌のパスタというわけです。

さて作り方はまずオリーブオイルを熱したところにアーリオ(にんにく)のみじん切りを入れます。
焦げない程度に色がついたらそこに味噌をスプーン1杯(一人前ならこれぐらいです)投入します。
よく炒めます。味噌が焦げない程度に水分を飛ばす感じで炒めていきます。
ここでブロードを注ぐのですが、ブロードとはイタリアで言う出汁のことです。
今回のブロードの作り方は非常にかんたん。「味噌汁」を作っておいてそれを注ぎ込みます。
あとは茹でたパスタを投入し、プレッツェモロ(イタリアンパセリ)1を散らして終わりです。

「なんだこりゃ」という最初のイメージでしたが、食べてみると非常においしいのです。

これから美味しくなる玄米の効果

これからの時期は食べ物の収穫も多く行われますし、実りの秋というのは良質な食品を手に入れられる時期でもあるのです。自然食品などもこの時期には美味しくなります。秋の自然食品でも代表的なのが玄米です。玄米は、食物繊維が非常に豊富に含まれていますし、これが体の中をとても綺麗にしてくれます。特に、便秘などで普段悩んでいる方には最適の秋の自然食品です。

さらに、玄米というのは、胚芽や米ぬかが含まれていることもあり、栄養価も非常に高いことで知られています。ビタミンB1やビタミンB2なども含まれていますので、糖質摂取の多い日本人の代謝を良くしてくれますし、ビタミンEを豊富に含んでいるので、アンチエイジングの効果が非常に高いのです。また、デトックス効果の高いフィチン酸などが体の中の無駄な毒素などを排出してくれる効果がありますので、まさに万能な秋の自然食品とも言えるのです。

だだ、玄米などを食べる時にはある程度の注意点も必要だということです。玄米は体に非常に良いものなのですが、消化吸収しづらい食材ですので、調理をする時にも水加減などに気を使った方が良いですし、水分を吸収させてふっくらと炊き上げるように、ある程度の吸水時間もとった方が良いのです。また、雑穀米と同じように、白米に少量加えるだけでも玄米の効果を引き出すことができます。これなら消化もかなりよくなりますし、白米に足りない栄養素を摂取する事もできますので、少しずつご飯に加えてみるのも良い方法なのです。

マクロビオティックで寒さ対策

日差しも穏やかになり風も冷たくなってきました。季節は秋へと移り変わっていますね。
食材も、トマトやキュウリといった夏の野菜はそろそろ摂取を控えたほうがよいです、体の熱を放出してしまいます。

秋らしい野菜を使ってカレーを作ってみるのはどうでしょうか。
タマネギ、マッシュルームなどは大きめのみじん切りにして、テンペ(インドネシアの大豆を発酵させた食材)も利用してルーを作ります。
ナス、カボチャ、サツマイモをスライスして、グリルで焼いて、トッピングにするといいです。
勿論ご飯はマクロビオティックですので玄米ご飯です。

他にもマクロビオティックの考えとして、秋は根菜を取るのが良いとされています。エネルギーが下にたまる時期だからです。
タマネギ・レンコン・大根を大きめにカットして、コトコトにてシチューにするもの体によい流れを作ります。

秋の料理で大切な事は、弱い火力でゆっくりと調理をすることにあります。じっくり煮込んだ料理はホルモンバランスや精神を安定させます。
また、味付けに関してですが、塩や脂は夏に比べて少し多く使用してみます。生姜でアクセントをつけるのも良いです。

そしてデザートも冷たいものを控えていきましょう。
干し柿を時々食べるのもよいです。秋の夜長を利用して、米粉とみかんでオレンジケーキを焼いてみるのも楽しいですね。
先日は抹茶と黒豆でパウンドケーキを焼きました。卵や牛乳がなくても健康的で美味しいケーキに出来上がります。

旬の食材を温かく食べて健康でいたいなと思います。